097399 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

のんびり日記

のんびり日記

★とっくんがお腹にいたときのこと1

★1998年1月7日

とっくんがお腹にやってきた。
その日、なんだか予感がした。検査薬をやってみたら「陽性」。
早速、近くにあった産婦人科へ受診。小さくてまだエコーにもうつらない。
お尻に着床を促す注射を打つ。
結婚してまだ1ヶ月。
嬉しい気持ちと6月に結婚した旦那の兄のところのオメデタの
ことが頭をかすめる。色々いじわるされてたから、
またお腹の子の事も何か言われるのじゃないかと
ビクビクする。
親に電話。妊娠の事を告げると
「え~やだ~うそ~。取りあえず、おめでとう」と…。
実家の母親は舞い上がってしまった。
夜、旦那に報告。

「あのね、赤ちゃんがやってきたみたいなんだけど…」
嬉しそうな、恥ずかしそうな顔をしてた旦那。
まだこの日までは幸せな気分の方が大きかったんだ。

数日後、出血…。

診療時間外の夕方。電話をすると「時間外なので明日来て下さい」のひとこと。
そうこうしてる間に下腹部が痛くなり、出血も半端じゃなくなる。
朝が来るのが待ち遠しく、一睡もできなかった。
朝一番で受診すると「ダメだ、こりゃ」
その場で入院が確定。
3月までずっとベット上安静の指事が出る。
入院中はいろんな人が居た。
後で知った事だけど、私が初めて受信した病院は
「中絶病院」と言われていたそうだ。隣のベッドで中絶後の子がすすり泣きしてた事もあった。
旦那の転勤で知らない土地の病院、良く知らずにかかってしまった、
嫌な経験も多かった、ドクターの行動、ナースの態度も???な部分が多かった。

2か月、3ヶ月
つわりがひどくて、何も食べられなかった、7キロ痩せた。
退院してすぐに、ファミレスに行き、会計時に、気持ち悪くてトイレで吐く。
唯一受け付けたのがカンピョウ巻きとうめ巻き。
毎日、これを近所のお寿司やさんで旦那に勝ってもらう。

4か月、5ヶ月
市の主催の母親学級へ行く。バスで20分、週に一回。気分転換になった。
5か月の時は病院の母親学級に行く。がそこで
血圧が急に下がって過呼吸になる。
里帰りを希望してたけど、実家近くの評判の良いIクリニックへ紹介状を書いて欲しいと
申し出るとドクターが怒鳴りはじめ、「ここで産んでもらう!Iクリニック?知らないな…」と
言うので、もうこの先生は信頼ができず、地元まで新幹線(15分)で検診に通う事にする。


© Rakuten Group, Inc.